2004-05-20 第159回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
この提言によりましては、文化財、埋蔵文化財への配慮を重要な課題と位置付け、地下水のモニタリングを始めとする現状把握調査を工事着手前より継続的に行いまして、木簡等の埋蔵文化財に与える影響について細心の注意を払うというふうにされているところでございます。
この提言によりましては、文化財、埋蔵文化財への配慮を重要な課題と位置付け、地下水のモニタリングを始めとする現状把握調査を工事着手前より継続的に行いまして、木簡等の埋蔵文化財に与える影響について細心の注意を払うというふうにされているところでございます。
従来は、査定が済んで、起工をいたしまして、相当工事が終りもしくは竣工した後に見ておったのでありますが、工事着手前、査定が終ると、直ちに会計検査をいたしたのであります。それを私ども早期検査と言っておりますが、世間では、これを事前検査というふうに仰せになっていますが、決していわゆる正確の意味における事前検査ではなくして、事後検査でありまするが、早期検査であります。
工事着手前におきまして、湛水する場所等についての価格につきましては十分双方協議いたしまして、そのときの事情に応じて、妥結した価格で買い取らせていただいてきたわけであります。
しかしこれらの堤防はすでに堅牢性を欠いているものが多いのでありまして、その関係上年々災害が絶えないのは当然でありまして、今回のように短期間のうちに相次ぐ災害をこうむりましたような場合は、災害と復旧と繰返しているというよりは、むしろ応急復旧工事着手前とか着手中に災害をこうむりまして、被害をますます大きくしているというのが現状であります。